- 日時:
- 〜
- 場所:
- 京都リサーチパーク たまり場@KRP イベントスペース
guest
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- 豆乳パティシエ / 植物性料理研究家 / 株式会社ムシロジックホールディングス 代表
- 鵜野 友紀子さん
1975年京都生まれ。日本料理店での修行を経て洋菓子の世界へ転身し、30歳のときにオーナーパティシエールとして京都・一乗寺にパティスリー「むしやしない」をオープン。スイーツ開発を続ける中で豆乳の持つ可能性に着目し、世界初の豆乳パティシエとしてメディアに多数取り上げられる。転機となったのは、23種類のアレルギーを持つ4歳の男の子から「絵本に出てくるような苺の乗った白いケーキが食べたい」と言われたこと。7年間の試行錯誤の末、小麦・卵・乳製品を使わないおいしいケーキ「ミラクル*ケーキ」を開発。アレルギーや宗教上の制限など、多様な食のニーズに対応する"食のバリアフリー"の重要性に気づき、活動の幅をラーメンなど幅広い料理へと広げていく。2022年には京都・祇園に豆乳ラーメン専門店「ぎをん 豆乳ら〜めん うのゆきこ」をオープン。2025年には京阪三条に2店舗目、2025年12月には京都駅ビル・京都拉麺小路に3店舗目を出店。また、豆乳に適した大豆の品種改良を京都大学の学生と共同研究で実施し、「香醇(こうじゅん)」という名で品種登録も行っている。「食べたいものを食べることは、ひとの幸せのみなもと」——京都の食文化を礎に、国籍も宗教も体質も超えて、すべての人が同じ食卓で笑顔になれる世界を目指し続けている。 -
- 株式会社CU 代表取締役 / 気象予報士 × データサイエンティスト × 経営学修士(MBA)
- 田中 基裕さん
京都府福知山市生まれ。14歳の時、ドラマで観た「気象庁の予報官が空を見に行くシーン」に衝撃を受け、気象の世界を志す。京都大学大学院で気象学を専攻し、台風の温帯低気圧化メカニズムの研究に取り組む中、気象庁への入庁が決まり大学院を中退。気象庁では10年間勤務。地方気象台での観測・予報業務を経て、本庁では機械学習を用いたプロダクト開発に従事。実運用に繋がる新たな予測手法の開発に携わる。その後、株式会社ブレインパッドにて、Yahoo! JAPANのビッグデータを活用した新規事業に参画。立ち上げから拡大までを経験し、分析チームのPMとして事業と組織をリード。並行してグロービス経営大学院で学び、MBAを取得。2023年に気象データ分析スタートアップを創業し、代表として経営・事業を統括。来場者数の予測や売上への天候影響の可視化など、「勘や経験」に頼りがちな意思決定をデータで支援してきた。2026年8月、新たに株式会社CU(シーユー)を設立し、代表取締役に就任。京都を拠点に、小売・観光・イベント・農業・エネルギーなど、天候によって売上やオペレーションが左右される事業者や、防災・BCPに向き合う自治体・組織に対して、「気象 × データ分析 × 経営」の視点から意思決定の支援を行っている。14歳の少年が見上げた空への道のりは、いまも京都から続いている。 -
- 関西医科大学看護学部・関西医科大学大学院看護学研究科 教授 / タオス・インスティテュート・ジャパン 共同代表
- 鮫島 輝美さん
奈良女子大学で生活経営学を学んだのち、兵庫県立看護大学に進み看護学を修める。看護師として現場に立った後、2005年より京都大学大学院人間・環境学研究科に進学し、共生人間学を専攻。2015年に博士(人間・環境学)を取得。看護師・保健師・公認心理師。 専門は理論看護学・社会心理学(グループ・ダイナミックス)で、アクションリサーチを中心とした協同的実践研究を行っている。研究テーマは一貫して「病や障がいを抱えても社会から〈疎外〉されずによく生きるために必要な支援とは何か」という問いを探究している。 京都光華女子大学講師・准教授を経て、2022年より関西医科大学看護学部教授に就任。研究の傍ら日本グループ・ダイナミックス学会常任理事、日本協同教育学会副会長・編集委員長、日本質的心理学会編集委員、タオス・インスティテュート・ジャパン共同代表など、学術コミュニティでも幅広く活躍中。2022年には日本質的心理学会論文賞(優秀社会貢献論文賞)を、2023、2024年にはThe Taos InstituteのOutstanding Contribution Award 2022、2023を受賞している。 医療・看護・介護の現場と社会をつなぐ関係論の視点から、誰をも「分けない」共生社会のあり方を問い続ける研究者。 -
- 株式会社TBWA HAKUHODO Strategist / 株式会社shabelo 代表取締役 / 月光観測所 共同代表
- 田貝 雅和さん
普段はTBWA HAKUHODOのStrategistとして、「Disruption®」という理念のもとブランドや事業のあるべき姿について考えています。また、backslashというカルチャー分析チームでは、日本の価値観のトレンドを探っています。友人と立ち上げたshabeloでは、「分断のない世界」を目指してオンライン対話サービスをはじめとした「対話の機会を増やす」事業を展開しています。コロナ禍でフルリモート勤務になったことを機に、京都へ移住してきました。移住後、江戸時代に天文台があった月光町で古民家を見つけ、「月光観測所」を立ち上げました。月を定点観測していた場所で「自分を定点観測する場所」を運営しています。また、「京都をつなげる30人」では、鴨川を音楽で表現する「かもがわミュージック」を企画しました。作曲は京都100人カイギVol.15に登壇していた武田真彦さん。ご縁を感じます。縁もゆかりもない京都にやってきた私が、こうして楽しく過ごすことができているのは、まさに京都が持つ「縁の力」のおかげ。今回はこうした「京都が持つ力」や「東京では気づかなかったこと」についてお話するつもりです。 -
- 合同会社amiami 代表社員
- 高野 杏実さん
1歳から6歳までアメリカ・インディアナ州で過ごし、幼少期から異文化の中で育つ。立命館大学卒業後、京都で英語教諭として勤務。その後独立し、マンツーマン特化型学習教室「Pleasant After School」を設立した。 転機となったのは、妹が通う京都市ふしみ学園への訪問だった。障がいのあるアーティストたちが独自の感性で一心に作品に向き合う姿に深く感動し、「この作品を世界に届けたい」という思いが芽生える。しかし、障がいのあるアーティストが自ら発信する機会は限られており、才能ある作品が安価に、目立たない場所で売られている現実を目の当たりにする。「買ってあげよう」ではなく、一つのブランドとして成立させたい!その思いを胸に、2021年にクラウドファンディングで事業を立ち上げ、2023年6月に合同会社amiamiを設立。 amiamiでは、障がいのあるアーティストの作品をデジタルでお預かりし、キャンバスに載せてお届けする「アートレンタルサービス」を展開。企業の職場環境にアートを取り入れることで、従業員のエンゲージメントや社内コミュニケーションの活性化にもつながる効果が生まれている。現在、契約アーティスト36名、5団体と提携。日経ビジネスにも取り上げられ、注目を集めている。 座右の銘は「正しさより楽しさ」。数字や言葉では伝えきれないものを大切にしながら、アートを通じて人と人、障がいのある人とない人をつなぎ続けている。